現況測量とは、現在ある建物や境界標、塀、柵などの構造物の位置を図面化するための測量で、土地境界に関しては立会いなどの確認を行わない、現状を知るための測量をいいます。
現況測量は、あくまでも現在の土地の状況をそのまま反映させただけの測量であり、土地境界については調査や確認を行わないため、算出される土地の面積は「現況面積」と呼ばれ、境界確認後の「確定実測面積」とは寸法や面積が異なってくることが多く、注意が必要です。
将来起こりうるかもしれない紛争を防止する意味でも、出来る限り、境界確認は行っておくべきでしょう。
当事務所では常に依頼者の立場に立ち、また、業務の効率化を図る事により、品位ある成果をより負担の軽減された形でご提供できるよう心掛けております。
現況測量の費用につきましては、総額約10万円~になります。
なお、現地の面積や形状、資料調査の程度、必要図面や書面の程度などにより大幅に変わってきますので、詳細につきましては、メールまたはお電話などでご相談下さい。 なお、相談及び費用のお見積りは無料となっておりますので、是非お気軽にご利用下さい。
法務局、その他官公署等での資料調査を行います。
具体的には、お預かりした資料をもとに、土地の所在地を管轄する法務局において、土地及びの登記事項証明書(登記簿謄本)、公図、地積測量図等を取得し、土地の概要等の確認をします。
調査資料に基づき、現地の敷地の境界や隣接地等の占有状況(塀等)などを調査し、その土地の形状、並びに境界標、塀、柵などの構造物の位置等、その土地の現状を測量します。
必要に応じて土地の高低差を調査するレベル測量や、建物を建築する際の日照制限などを調査するための真北測量なども行います。(この場合は、別途費用が必要になります)
測量結果に基づき現地及びその周辺の図面を作製します。
現況測量に要する期間につきましては、通常は、5~7日程度で全工程が完了しますが、現地が広大な土地であったり、障害物があったりして測量作業が困難な場所である場合などは、通常より測量作業に時間を要することもございます。